通常の「手洗い洗車」と「ディテーリング洗車」は何が違うの?その工程と役割について

いつも当店の手洗い洗車をご利用いただき、ありがとうございます。

日頃から専門店での洗車を利用されているお客様であれば、洗車後のボディの輝きや、丁寧な拭き上げの心地よさはすでにご実感いただいているかと思います。

しかし、長くお車に乗られていると、「ボディは綺麗なのに、なんとなく全体がくすんで見える」「新車の時のようなシャキッとした雰囲気が出ない」と感じる瞬間があるかもしれません。

今回は、通常の洗車では落としきれない汚れの正体と、それを解消するための「ディテーリング洗車」というメニューについて解説します。

「面」を洗う通常洗車と、「細部」を洗うディテーリング

当店のスタンダードな手洗い洗車は、柔らかいスポンジを使用し、ボディ全体(面)の汚れを優しく落とすことに特化しています。日常的なメンテナンスとしては、この洗車で十分な美観を維持できます。

一方で「ディテーリング(Detailing)」とは、「細部」という意味です。このコースでは、スポンジが入らない隙間にもアプローチします。具体的には、以下のような箇所です。

・エンブレム(メーカーロゴ)の文字の縁
・フロントグリルの複雑な網目や隙間
・ドアノブの隙間や、窓枠のゴムモールの境目
・給油口の中や、ドアを開けた内側のヒンジ(蝶番)部分

こうした隙間には、時間の経過とともに水アカや油分が蓄積し、黒い線のような汚れとなって固着します。

長期間お手入れしていない場合などは、コケが付着している場合もあります。これは通常のシャンプー洗車では物理的にブラシが届かず、落としきることができません。

この「細部の汚れ」が残っていると、どんなに広い面を磨いても、視覚的に車全体がぼんやりとした印象になってしまいます。

ディテーリングブラシで洗浄

ディテーリング洗車の最大の特徴は、使用する道具や洗剤の違いです。

このコースでは、通常の洗車道具に加え、筆や極細のブラシを使用します。スタッフがライトで照らしながら汚れを確認し、エンブレムの文字一つひとつ、グリルの網目一つひとつに筆を入れ、蓄積した汚れをかき出していきます。

また、普段は見えにくい「下回り」の洗浄も工程に含まれます。路面からの泥汚れや融雪剤などはサビの原因となるため、高圧洗浄でしっかりと洗い流します。

細部の黒ずみが除去されると、車の輪郭(ライン)がくっきりと際立ちます。全体の塗装状態は同じでも、細部が整うことで車全体の印象が引き締まって見えるのが、この洗車の効果です。

「1ヶ月に一度のリセット」

お車を常にベストな状態で維持されたい場合は、「月に一度」のペースでディテーリング洗車を取り入れていただくことをお勧めします。汚れが固着して落ちにくくなる前に、定期的に細部までリセットすることで、美しい美観を保つことができます。

・いつもの洗車で落ちない汚れが気になってきた
・久しぶりに車を徹底的に綺麗にしたい
・下回りまで含めたメンテナンスを行いたい

そう感じられた際は、ぜひ一度「ディテーリング洗車」をご検討ください。 普段の洗車とは異なる、細部まで整った仕上がりを実感頂けると思います!